沓掛学荘について
施設の特徴・生活

家庭的で小規模な支援
一つの建物で子ども6人と、職員数人が交替で生活する「ユニットケア」を実施し、家庭的な生活形態や住環境をつくりだすことに意を注いでいます。さらに、まちの中に独立した「グループホーム」も設置して、家庭に近い豊かで質の高い支援をめざしています。

専門性を生かした手厚い支援
東京都が指定する「専門機能強化型児童養護施設」であることから、国が定める職員配置のほか東京都独自の基準により、精神科医(非常勤)、治療指導担当職員が配置され、児童指導員と連携を取りながら手厚い支援を行なっています。

自然を生かした人間関係を育む支援
沓掛学荘は東京都の所管する施設ですが、自然環境に恵まれた清涼で爽やかな長野県軽井沢町に所在します。これは80年余り前の太平洋戦争の際、幼児疎開施設を開設し、戦後は戦災孤児などを受け入れ、その後は児童養護施設として運営されてきたことによるものです。
沓掛学荘は当初キャンプ施設として設置されたことから、東京の子どもがキャンプに来ていました。戦後は毎夏、東京と沓掛学荘の子どもが一緒にキャンプをして友だち関係を育んでいます。
沓掛学荘の一日
6:00
小鳥のさえずりと共に起床。朝食を食べて登校の準備をします。
軽井沢の朝は空気が透き通っていて気持ちがいい!
でも冬はとっても寒くてお布団から出るのが大変だ~!
7:00
それぞれの学校へ行ってきます!!
小学校は歩いて40分、中学校は隣接しているので直ぐに着くよ。

16:00
ただいま~!!皆学校から帰宅してそれぞれ、おやつを食べたり宿題をやったりします。
広いグランドで駆け回ったり、外に遊びに出掛けたり、また家の中でカードゲームやタブレットで遊んだりと自由に過ごします。
夕ご飯の準備のお手伝いもしてくれる子もいて助かります♡

18:00
いただきます!!各ユニットで食事を作ってみんなでいただきます。
大きなダイニングテーブルは自慢の特注品、みんなで囲みながら美味しい食事に会話も弾みます。
19:00
小さい子から順次入浴してその後はTVを見たりタブレットや携帯を利用して自由に過ごします。中高生もしっかり家庭学習しましょう!!
21:00
小学生は大人と絵本を読んだりゆっくりお話しする時間をとりながら就寝します。
小学生が寝た後も中高生はゆっくり過ごしたり大人と談笑しながら過ごして23:00頃には自分の部屋に戻り就寝します。
年間行事
春





夏






秋




冬









内観・外観





