お知らせ
土俵で育む心と体!

皆様、こんにちは! 児童養護施設「興望館沓掛学荘」の広報係のTと申します。
土俵が教えてくれること
ここ興望館沓掛学荘の子どもたちは、毎日元気いっぱいです。軽井沢には自然が豊かなだけでなく、楽しい場所がたくさんあります。先日、子どもたちと一緒に出かけたのは、地元の長倉神社です。
長倉神社は、緑豊かな木々に囲まれた、とても歴史のある神社です。子どもたちは、境内の広々とした空間に大喜び。そして、そこで見つけたのが「土俵」でした!
普段はなかなか触れる機会のない土俵に、みんな興味津々です。早速、土俵に上がって、お友達や職員と相撲を取って遊びました。小さな体でぶつかり合ったり、押し合ったり、転がったり。最初は戸惑っていた子も、段々と遊び方を覚えて、大きな声援が飛び交うようになりました。
特に印象的だったのは、職員相手に真剣勝負を挑む子どもの姿です。職員に一生懸命ぶつかっていくその姿は、本当にたくましく見えました。そして、ついに子どもが勝って嬉しそうにしているのを見たときには、私たち職員も心から喜びました。みんなが笑顔で土俵を囲んでいる様子は、日々大切にしている「共に楽しむ」という理念を体現しているようでした。
お相撲は、ただの力比べではありません。相手を思いやる気持ち、勝っても負けても頑張ったことを称え合う心、そして何よりも、体を動かす楽しさを教えてくれます。土俵の上で転んでも、すぐに立ち上がってまた挑戦する子どもたちの姿を見ていると、私たち職員も胸が熱くなります。
